| EF58奥利根 ('06夏-国鉄を求めて<1>) |
| 2006年8月5・6日とEF5861と12系を用いた臨時快速列車が上野-水上間で運行されました。当初、時刻表でその存在を確認しましたがロクイチが動くときの現場の凄さを想像して腰が引けてしまっていました。 最近の活動は東海道を行く貨物列車を牽く電機にほぼ限定されているのですが、5日にいつものように撮影現場(?)にこどもと行くと、これまたいつものようによく一緒になるご同業に会い「あれ?ロクイチ行かなかったの?」と聞かれ「いやぁ凄そうだから行く気が失せてやめました」と答えると相手の方も「同じ」ということでお互い納得。でもそこで、「お子さん連れて"乗り"に行ったら喜ぶんじゃないの?明日行ってくれば?」と勧められそういわれてみればそれも悪くないなと思い撮影後、切符を買いに行ったらあっさり取れたので6日上りに乗りに行くことにしました。 家を10時に出て湘南新宿ラインでで一路高崎へ。いやぁ便利になりましたね。グリーン車を奮発しても休日750円ですから乗り得感ありです。高崎からの上越線は107系で115系じゃなかったのがちょっと残念でしたが、初めて乗る電車ということでこどもは喜んでました。 さて、水上に着くと駅構内には既に下りで到着したまま12系が停まっていました。意外にもピカピカで、末期の14系のような惨状になっていなくてちょっと安心。 とりあえず改札を出て(スイカが使えませんでした^^;)、湯檜曽方面に行くと…いましたいました!! パンタを降ろして折り返し休憩中のロクイチ。3年ぶりの撮影です。要らぬヘッドマーク無く好感が持てます。 ![]() ![]() ファンの方もたくさん取り巻いていましたが、基本的には遠巻きにして不用意に無駄に近づく人もあまりいなく、落ち着いて撮影できました。場所を変えながら夢中で撮影。 ![]() ![]() やがて、係員さんがやってきて竿を使ってパン上げ。ロクイチも休憩終わりで、命を吹き込まれます。これまたパシャパシャ撮影。 ![]() ![]() ![]() ![]() こどもも一緒になって撮りましたが、いつもの貨物列車の走行写真と違って、何度も撮り直しが効くので、5歳児がコンパクトデジカメ撮った写真でも中にはまともなものもありました。2枚ほど紹介(いらないって?^^;) ![]() ![]() パンタを上げてから20分ほどで動き出し、一旦湯檜曽方面へ引き上げていったので、改札へ戻ってホーム入ると平行して1番ホームにロクイチは入線していました。今度は上牧方面へ引き上げて、戻ってきたところで、ホームで待機中の12系に連結。 ![]() ![]() 何の変哲もない12系に、ヘッドマークのないロクイチ。今実現し得る組み合わせではもっとも理想的な組み合わせのひとつです。 ![]() ちょっと撮影をして、指定の6号車に乗り込みます。せっかくの客レの旅ですが、残念キハフ…じゃなくてスハフ12。でもこれはこれである意味12系らしい車輌だからエンジン音も楽しんじゃおう…と思えるぐらい今や客レは貴重ですね。 ![]() ![]() 汽笛一声、水上を出発するロクイチ。1999年駒子号以来のロクイチ牽引列車の旅です。しかも今回は3時間以上にわたる長旅(?)。80年代の東京-大阪走破など絶対にあり得ない今では、3時間でもロクイチ牽引列車に乗っていられなんて非常に貴重です。 発車後の最初の車内放送は、客車オルゴール付き。感動です。気分は、30年前の寝台特急の旅。そして淡々と続く停車駅と到着時刻の車内放送。この何の変哲も特別感も無い放送が、ホントに国鉄時代の臨時急行にでも乗った気分で非常に良かったです。最後部キハフ…否スハフはロクイチから一番遠いのですが、その分カーブでは、先頭で引っ張るロクイチの車体を垣間見ることができ、あぁ今まさにあのロクイチに牽かれているんだなぁと実感できました。 駅を発車するたびに、客車特有の出発を味わうことができ、駅間ではまだまだ現役でいるロクイチの健脚ぶりを堪能できました。表定速度的には、185系の電車特急にはかないませんが、高崎上野約100kmの所用時間は1時間40分、185系だと1時間25分程度。電車特急71km/hに対し62km/h。加速が悪い客レでありながら結構な停車駅を強いられていることを思えば結構健闘しているのでは?実際乗っていると「のんびり走っているなぁ」というより寧ろ「意外と速い!軽快にそして力強く走っているなぁ」という感じでした。 途中渋川で、20分弱の停車時間がありましたが、上りは対向ホームの無いホームに停まるので実質編成写真も撮れませんでした。やはり乗ったら乗車を満喫するこで満足すべきですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() 各地の有名撮影地では、凄い人数の人たちの出迎えを受け、当たり前のことながら「流石ロクイチ!」を再認識です。沿線のカメラの多さに、こどもも「ゴハチは人気があるんだね」とこどもなりに納得していました^^;。 ![]() ![]() 上越国境を行く「駒子」で、いっぱいに開けた旧客の窓からトンネル内に反響するゴハチのモータ音を含め観光列車としてロクイチ牽引列車を楽しんだのも良い経験でしたが、今回の「EF58奥利根」は、車内放送も含めいっさい特別な演出無しで運用してくれたのが非常に良かったでした。何が良かったって、これこそ自分が実体験として持っている東京区のゴハチの姿に近かったところです。12系あるいは14系の臨時列車を牽いて昼間の本線上を行く、この姿を2006年に実現してくれたJRには感謝ですね。今回、こどもは未就学児でしたが、座席は確保しようと2枚指定席をとったらADという粋なはからいでした。ちゃんと子供の分の乗車券も買いましたよ^^;せっかくロクイチ動かしてくれているのですから、乗る人もいないと…。 前日に切符が取れてしまったのは嬉しい反面、こんな売れ行きで大丈夫かなと複雑でしたが、実際乗ってみると、7・8割の乗車率といったところでしょうか。同じボックスのBCは終始空いていました。 ![]() ![]() 今回、水上でロクイチの写真も久々に撮れたし、3時間超のロクイチ牽引の12系の旅も思う存分楽しめたし、天気も良く大満足でした。 ![]() |